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ターナー:チベット使節記 (初版)Turner, S. : An Account of an Embassy to the Court of the Teshoo Lama, in Tibet. Containing a narrative of a journey through Bootan, and part of Tibet. London, Bulmer, sold by Nicol, 1800. 31.5 × 24.5 cm., modern half calf.
英国東インド会社のサミュエル・ターナー(1749?-1802)の旅行記。ベンガル総督ヘイスティングスは、1782年パンチェン・ラマ転生の報を受け、翌年慶賀の使節としてターナーをチベットへ派遣した。カルカッタを出発した一行は、ネパールに三ヶ月滞在し、同年9月シガツェに到着。12月に入ってから1歳半になる四世パンチェン・ラマ、ロサン・テンペイ・ニマに拝謁した。東インド会社とチベットの関係は、ブータンのクチ・ビハール侵入をヘイスティングスが駆逐したことに端を発しており、これはターナー派遣より約10年を遡る。1774年に東インド会社は三世パンチェン・ラマの仲裁でブータンと通商友好条約を結び、ヘイスティングスはこの時ジョージ・ボーグルを使節とし親書と贈り物を届けている。しかし、ボーグルの記録が一世紀後まで上梓されることがなかったため、ターナーの旅行記が英国人としての最初のチベット探険記となった。本書は千古の神秘境チベットを解く、地誌、風俗、宗教、軍備、政治等各方面の最新かつ詳細・貴重な記録として刊行時話題を呼んだ。巻末に総督への報告、植物・鉱物誌(サンダーズ著)、チベット・ラマとの往復書簡、1785~93年間のチベットとの交渉関係の文書を収録。チベット地図、12枚の図を収録。後年の背仔牛革装。ところどころにシミ、茶化、最終葉修復跡有。 |
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